卸業界のIT戦略--卸業界の生残りをかけた最新システム化動向 資料請求
1.卸業界の経営環境
 卸業界の経営環境は
●消費の低迷と消費者の低価格志向(価格破壊)
●大手メーカとの製販同盟、特約店制度の見直し
●CVS、DS、チェーンストアー等の進展
●異業種連携--共同配送への対応(フルライン卸)等

 により中小卸業の淘汰等大変厳しい経営環境にあり、基本的に在庫の保有を回避し、受注と同時に発注する形態になっています。又、取引内容も多品種、小ロット化、多頻度配送になり伝票枚数が増え、業務コストが増加しています。このような中でのシステム上の効率化の方向をまとめると
 @共同配送、共同倉庫への対応
 A共同でEDIシステム構築
 B卸としては極力在庫を保有せず、受注と同時にメーカに発注するケースが増え、発注同時処を行い、事務処理を簡略化する、
 C過去の取引履歴を活用して伝票自動入力を自動化する。併せて問合せに即時対応可能にする。
 DEOS(エレクトロニックオーダリングシステムで注文受付の多様化に対応)の再構築
等の対策が考えられます。

2.受発注同時処理
 卸業界の生残り戦略として、極力在庫を持たず受注と同時にメーカに発注し、しかも直送方式をとることが多くなっている。通常の業務システムは、受注・売上げと仕入れシステムが連動しておらず、2重入力となり効率が悪い。これに対応するのが受発注同時処理で
  @受注と同時に発注処理を行う。
  A売上と同時に仕入処理を行い、直送する。
  B売上と同時に生産の同時処理も可能とする。
  C過去取引履歴DBを保有することでリピート顧客(卸はほとんどがリピート顧客)に対しては受注伝票の作成も自動化する。
等の効率化を図ったシステムです。
 OBCの商・蔵奉行に更に取引履歴管理を追加したソリューションの体系図は下図のとおり。

 
 
3.その他の卸(製造)業務のシステム化動向
1.EOSシステム(EDIシステム)
  従来から注文データの発信および受信側のシステムを効率化するシステムとしてEOSがあった。EOSは量販店、百貨店、スーパーと消費財、食品、アパレル等の製造メーカあるいは卸の間は、EOSシステムが構築されてきており、ほとんどの量販店・百貨店・VAN業社とのオンライン受注(注文)データ受信/請求データ送信システムを構築できるソリューションもある。
 ・オンラインデータを自社の販売データとして活用するシステムの構築
 ・専用伝票や納入明細書の発行システムと連携
 ・値札の発行
 ・ピッキングリストの作成
 ・請求データの作成
等との連携システム構築も行われている。
2.モバイル端末を利用したオーダリングシステム
  シャープのザウルス等を使用して受注、売上、見積り、在庫問合せ等ができるシステム。(バーコードリーダ等も装備でき、伝票入力を効率化できる)今後はこれはモバイルインタネットを利用し、携帯電話が使用されることになる。
3.CTIを使用したオーダリングシステム
4.検品システム--無線(赤外線)端末を使用したHTによる検品の効率化システム
  倉庫への仕入れ時の検品、出荷時のピッキンングおよび棚卸
検品作業の効率化を図ったシステム。

       
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